木村百合子 & Matthieu Roffé

European Jazz  Acoustic Duo

 
 


参加費用 


スペシャル音楽セミナー&ライブコンサート 10000円


ライブコンサートのみ 前売り3000円

           当日  4000円 


お問い合わせ SALONDORANJU MUSIC  TEL 083-928-0389  xalondoranjumusi@csc.jp 冒頭部xをsに変換してメール

 

       前売りは予約制です。メールかお電話にてお申し込みください。



              会場 クリエーティブスペース赤れんが  TEL 083-928-6666  MAP



後援 山口市 

 

2016/7/9(sat) @クリエーティブスペース赤れんが


第一部 スペシャル音楽セミナー 


第二部 ライブコンサート


第一部 セミナープログラム  7月9日(土)pm15:00〜pm17:30 Salon d’Orange music society主催 山口市後援 

1、作曲の手がかり(ジャズスタンダードやクラシックの楽曲を用いての楽曲分析)

*作曲するにあたって基本となる重要な3つの要素:メロディー(旋律)、ハーモニー(和声)、リズム

*作品構想と作曲のアイデア探し

*楽曲の“アイデア”とはどういうことか?

*アイデアを表現する為の3つの基本要素各側面からの具体的な方法と手段の説明



2、即興~インプロヴィゼーション~にあたって

*インプロフレーズ構成のヒント

*テーマのリズムモチーフやメロディラインの引用テクニック

*インプロフレーズのメモテクニック

   - スタート地点と目的地(限られた時間枠または小節内)

   - ハーモニーの緊張と緩和利用(カデンツ)

   - モチーフのリピート効果

*楽曲スタイルと即興あれこれ(スイング、ボサノバ、ワールド、現代、その他)

  


3、インタープレイ (デュオによる演奏デモンストレーション)  

*各セクション(楽器)の役割について

*音楽コミュニケーションあれこれ (質問と応答、アイデア提案と発展 その他)



4、質問とトークタイム( Q&A コーナー)

   ジャズと西洋から見た日本文化 (マチュー・ロフェ)

   フランス(ヨーロッパ)のジャズ音楽教育とミュージシャン(木村百合子)


Biography


木村百合子 (
ジャズフルーティスト、作曲・編曲家   )

1978年生まれ。福島県いわき市出身。2001年国立音楽大学器楽科(フルート専攻)卒業後渡仏し、2003年サンモール地方国立音楽院にて満場一致の一等賞を得る。ピカルティ・ヨーロッパコンクール2位(2002年)、ブッフェクランポンフルートコンクール3位(2003年)、ロジェ・ボーダンフルートコンクール一位大賞(2003年)、UFAMフルート国際コンクール2位(2004年) 受賞。紺野裕子、宮本明泰、瀬尾和紀、マーク・ボクードレイ各氏に師事し、フ ルート四重奏団エオリアでの演奏活動後、2010年、パリ地方国立音楽院ジャズ・即興音楽科を卒業。同音楽院にてマーク・デュクレ、ドゥニ・ルルー、セ ルジョ・ラザルヴィチ、デイブ・リーブマン、ジャン・マリー・マシャド、エリック・ワトソン、クリストフ・モニョ各氏マスタークラスを受講。加えてジャズ ビブラフォン奏者デビッド・パトロワ氏に弟子入りし、ヨーロピアンモードジャズに強く傾倒。この時期より本格的に作曲活動を始める。


これまで、ジャズピアニスト、ニコラ・セルジョが作・偏曲を手がけた CILEA MON AMOUR( 親愛なるチレア )アルバム録音に、マイケル・ローゼン(P)、ジョー・クイツク(dr)、ステファン・クレキ(cb)らと共に参加。2010年に開催されたイタリア・カラブリア市のコンサートで好評を博す。翌年若手ジャズミュージシャンの登竜門ともいわれる、フランス・アヴィニョン市ジャズ国際コンクールのファイナリストに選出され、作・編曲に加えてフルート奏者としての高い評価を受ける。パリ市のジャズクラヴ3ARTS (2015年9月までレギュラー出演)では、ジェラルド・ベケット(fl)、ルドヴィック・プレッサック(p)各氏らと共演。また、パリ市国際学園都市でのコンサート(アンサンブルCIUP企画主催)で、写真家アティリオ・アヴァンチーニ氏との共同作品UNIVERSI SHPERE (作曲・即興演奏)を発表するなど、幅広い音楽活動を展開。2013年5月、パリ市SUNSETジャズクラブでの世界共同支援・チャリティコンサート(世界の医療団主催)にゲスト出演し、ジョバンニ・ミラバシ(p)をはじめ、ユニ・ゼルニック(cb)、リュック・イセンマン(dr) 、フェデリコ・カサグランド(g) らと初共演を果たす。2012年よりオリジナル作品を主にした各ジャズミュージシャンとのコラボレーション、木村百合子プロジェクトを立ち上げ、ハットリ日・仏文化会館主催、東日本大震災チャリティー・コンサート 、パリ市国際学園都市内カンボジア館主宰ジャズセッション、ナンシー市インターナショナル・ミュージックアカデミー主催ジャズフェスティバル他に出演。

ピアニスト、マチュー・ロフェとのデュオにて2013年より二度に渡り、フランス国海外文化活動助成金を得ながらの来日ツアーを成功させ、ファーストツアーのライヴ録音を収録したCDをインディーズリリース。翌2015年にはチェンバーメトロポリタントリオのツアー企画マネージメントを手がけるなどのアーティストプロデュースを行う傍ら、即興演劇劇団“驚くべき物語”のメンバーとして、即興演奏パフォーマンス他、作曲活動も含め柔軟な音楽スタイルで活躍中。


マチュー・ロフェ /  Matthieu Roffé    ( ジャズピアニスト、作・編曲家  )

チェンバー・メトロポリタントリオ


1983年、フランスロレーヌ地方・ティオンヴィル市生まれ。 アマチュアオーケストラのコントラバス奏者を務めていた父よりピアノの手ほどきを受けた後、’89年最年少でメッツ地方国立音楽院入学。13歳にして地方劇団一座ピアニストの職を得る。2001年、バカロレア(大学入学資格国家試験)理学士号を修了後同市国立大学に進学。音楽学士号に加えて、ジャズピアニスト国家教員資格を取得。2009年にはスイス名門・ローザンヌ国立音楽院でピアノ・アンサンブル科講師となるが、音楽活動に専念する為1年で辞職。後、クリエイティヴ音楽共同放送協会を発足させ現在代表を務める。


これまで多数のバンドで活躍。特に2009年サックス奏者レミー・フォックスを筆頭に、11人の若手新鋭ミュージシャンらと共に自ら全作・編曲、指揮を務めるマチュー・ロフェオーケストラを結成。ロレーヌ地方で開催されたコンサートでは、パリ地方国立音楽院での恩師でもあるハンガリー出身のジャズピアニスト、エミール・スパンニ氏との共演を果たし大好評を得る。


近年の活躍としては、ノー・スクエアカルテットでこれまで2枚のCDをリリース。スイス、中国、オーストラリア、アルゼンチン、ウルグアイ、チリ、ブラジル各国でのツアーに参加。マテオ・パストリノカルテット(パリ市サン・ジェルマンコンクール優秀賞受賞クラリネット奏者。アルバム“V”ファイヴ/ソーカレコードより好評発売中)ではフランス国立ラジオ局ラジオ・フランスに出演。加えて、フルーティスト木村百合子とのピアノアコースティックデュオではこれまで二度来日ツアーを行う。ドラムのトーマ・ドゥロールとの共同プロジェクト、“チェンバー・メトロポリタントリオ”によるファーストアルバム“ARKHè”(アルケ)が2015年9月にハイブリッドミュージックレコードよりリリース。同年フランスリール市で開催されたGOLDEN JAZZ TROPHY(コンクール) 2015にて最優秀賞を獲得し、審査委員長を務めたサックス奏者アーチー・シェップおよび指揮者ジャン・クロード・カサドシュより大絶賛され、トリオ初来日CD発売記念ツアーで大好評を得る。今後のさらなる活躍が多いに期待される注目の若手ミュージシャン



第二部 ライブコンサート pm18:00開場 pm18:30開演 



仏アヴィニョンジャズ国際コンクール2011ファイナリスト木村百合子と、ゴールデンジャズトロフィ2015で最優秀賞を受賞したチェンバーメトロポリタントリオリーダーのマチュー・ロフェによるヨーロピアンアコースティックジャズ。3度目となる今回の帰国来日ツアーでは、今夏仏ハイブリッドレコードよりオフィシャルリリースされるニューアルバム"Onde-Corpuscule"(波動と粒子)を日本の皆様へお届けいたします。


アーシー・シェップも絶賛した熱いスイングと粋な日・仏エスプリに乞うご期待!!